万年筆の最高のメンテナンスは毎日使うことです。お気に入りの万年筆を常にデスクの上にディスプレーしておけば、自然に毎日使うようになります。それが万年筆のコンディションを良好に保つことに繋がります。
万年筆には、色々なデザインがあります。キャップと胴軸の太さが変わらないモノもありますが、多くはキャップが太くなるデザインになっています。そのため、そのまま水平にディスプレーするとペンは傾いてしまいなんとなく不安定感があります。
DDのペンスタンドには、万年筆を支えるピンに高さを調整する機能がありますので、気持ち良く万年筆やボールペン、シャープペンシルなどを水平にディスプレーできます。
万年筆スタンドは、左右に銘木を配置し景色を楽しめるデザインと木を縦に重ねたモダンなデザインの二種類があります。
どちらも高品質な木材を使用し、手加工で作り上げます。使われる木は、ウォールナット、メープル、ブナ、栃、白樫、花梨、パープルハート、ブビンガ、黒柿ほか、木の美しさにこだわり厳選した素材を使用し杢を活かしワックスで仕上げています。美しいカタチが出た場合、樹皮の部分も使用しています。またダイナミックな動きがある割れなども積極的に取り入れて本体を製作しています。
樹が成長する過程で、幹の中では人生と同じ様にいろいろな事がおこります。風雪に耐え、時には病気になったり外敵に身を食べられてしまったり、生き様が製材すると見える様になります。人の想像を越える創造。樹の中の風景を有り難く製品に取り込んでいます。
万年筆を水平に保つためには、ホルダー芯のクッションを入れ換えて高さの調節を行います。
クッションの入れ換えにより、0.5mmの高さで調節が可能になります。クッションは直径5mmから8mmまで4種類を使い分けながら最大1.5mmの段差まで調整できます。
なくしやすいクッションは本体の背面に収納する事ができます。
クッションのサイズに合わせ4種類の穴があいています。
本体は、天然無垢木材を組合わせています。素材は充分に乾燥していますが、無垢木材は湿度吸収等で変化する生きた素材です。直射日光や急激な温度・湿度変化にはご注意ください。無垢材は環境により割れが出たり左右で縮みの量がかわり接着部に段差など出る可能性があります。
製品は木の入荷状況で随時組合わせが変わります。また、同じ種類の木であっても万年筆スタンドに向かない柄が出たり、製造は安定的ではありません。