たたずまいが気になるヴィンテージスピーカーに触れて・聴いてみました。
平面バッフルやアンプなども、ご覧ください。
オープンバッフル ツイータ交換 1 Philips AD3501 MD/01
ルックスは最高なんですが、あまり効果を発揮しないTESLAツイータをPhilips12cmへ交換してみます。フルレンジですが、なんだか音場が広くなり、これは好ましい感じがします。しかし・・・
君に聴いて欲しかった音がある
心をオープンにしてこれた友人が亡くなった。平面バッフルを一度聴いて欲しくて準備をしましたが、入院前には間に合いませんでした。彼がいない仕事場で、少しの間好きだった音楽を流して欲しいと思ってます。ご冥福を祈ります。
ASHIDAVOX 6P-HF1 基準が変わってしまう
硬いクルトミューラー製のコーンを採用するドイツユニットでは出せない、made in Japanの音です。まさに日本自生植物から作られた音質。1.3gの超軽量コーンと高能率が作る音は、まさにゼロ戦のような純国産のオリジナリティー。
ナショナル 20PW09 ゲンコツ
松下の力作ユニットはサラッと音楽が入ってきます。しかし、少々のスパイスも効いてかなり上質な鴨南蛮蕎麦。最高の作り込みは、所有する喜びもあり、なんともフォトジェニックです。
Telefunken トランス
Telefunken製トランスは、スムーズな音楽を提供してくれています。自分は何も変化せず、音楽を変えてしまう触媒のような魔法デバイス。しかしTelefunlenのロゴは見当たりません。ま、音楽気持ち良いので良いかな。
Philips 4923851 10inch 励磁
eBayで買えなかったPhilips 10inchをヤフオクで入手。広域は不足気味ですが、これは秀逸なユニットのようです。これまで購入したユニットとは音の出方が違います。もうユニットを漁らずにすむかも・・・・?
Philips AD3501MD/01
侮れないPhilipsの12cmユニット。平面バッフルで音楽を聴き、何人が驚嘆したことか。
Sachsenwerk Type 19/4m
Sachsenwerkの響きとデザインで購入した13cmツイーターですが、格好は普通のユニットでしたので、フルレンジでも行けるんじゃ無いかと購入。アルニコではなくフェライトです。Sachsenwerk励磁8吋との組合せはどうだろうか。
Siemens 6 Ruf. Isp. 22c
Klangfilmで多用されたSiemens 6 Ruf. Isp. 22cが長いこと気になってました。少し前Klangfilmのデュオフォンに搭載されているのを見て、また22cを聴いています。スタジオ・モニターとして使われていたことにも納得です。
岡村昭和さんのためのスピーカー
デザインの大先輩のために作ったスピーカーが戻ってきました。その間大事に使っていただけたこと、音を聴いてすぐに理解しました。作る側の気持ちもそうですが、使う方の気持ちもスピーカーには染み込むんですね。岡村さん、それを実感しましたよ。
Klangfilm オイロダインはレーシングカー
Klangfilmはレーシングカー・メーカーです。スポーツカーとレーシングカーは本質的に違います。スピーカーも同じなんですね。レーシングカーで買い物には行きません。でも私はレーシーなのが好き。
視覚と聴覚
写真展で素晴らしい印画紙プリントを見て、思わずよくできた2Wayスピーカーを連想しました。考えてみれば、印画紙のプリントコントロールとスピーカーのネットワーク作りは非常に似ています、というか同じ世界観です。
FEHO GPm393
ヤフオクで見たユニットが忘れられず、eBayで後に購入。1939年ドイツ製ということで、世界大戦を始めた年に製造したユニットです。その風情に惹かれたのですが、期待を上回る音にビックリ。スパイスをチョッピリ加えれば、これはかなり美味になりそうな感じ。
幻の聴覚
裏側の音が欠損しているというスピーカーを聴きました。それに裏の音を足すと、あら不思議、世界観がガラツと変化します。確かに裏側にあるものには本質が隠れていたりします。その裏側を見通す感性、退化して残ってないかも。心の目というか、もしかすると超聴覚かもしれません。
励磁 Rullit Lab8 退院
Rullitが、ギブスで固定され戻ってきました。はやる心を抑え、まず撮影から。嬉しいですね。やはり、いつ見ても美人だなあ。ワインのコルクを開けるような気分でギブスの紙を外し、励磁電源を繋ぎ。さあ、どんな音になっているでしょう。