ヴィンテージ・スピーカー

岡村昭和さんのためのスピーカー

デザインの大先輩のために作ったスピーカーが戻ってきました。その間大事に使っていただけたこと、音を聴いてすぐに理解しました。作る側の気持ちもそうですが、使う方の気持ちもスピーカーには染み込むんですね。岡村さん、それを実感しましたよ。
ヴィンテージ・スピーカー

Klangfilm オイロダインはレーシングカー

Klangfilmはレーシングカー・メーカーです。スポーツカーとレーシングカーは本質的に違います。スピーカーも同じなんですね。レーシングカーで買い物には行きません。でも私はレーシーなのが好き。
ヴィンテージ・スピーカー

視覚と聴覚

写真展で素晴らしい印画紙プリントを見て、思わずよくできた2Wayスピーカーを連想しました。考えてみれば、印画紙のプリントコントロールとスピーカーのネットワーク作りは非常に似ています、というか同じ世界観です。
ヴィンテージ・スピーカー

FEHO GPm393

ヤフオクで見たユニットが忘れられず、eBayで後に購入。1939年ドイツ製ということで、世界大戦を始めた年に製造したユニットです。その風情に惹かれたのですが、期待を上回る音にビックリ。スパイスをチョッピリ加えれば、これはかなり美味になりそうな感じ。
エンクロージャ

幻の聴覚

裏側の音が欠損しているというスピーカーを聴きました。それに裏の音を足すと、あら不思議、世界観がガラツと変化します。確かに裏側にあるものには本質が隠れていたりします。その裏側を見通す感性、退化して残ってないかも。心の目というか、もしかすると超聴覚かもしれません。
ヴィンテージ・スピーカー

励磁 Rullit Lab8 退院

Rullitが、ギブスで固定され戻ってきました。はやる心を抑え、まず撮影から。嬉しいですね。やはり、いつ見ても美人だなあ。ワインのコルクを開けるような気分でギブスの紙を外し、励磁電源を繋ぎ。さあ、どんな音になっているでしょう。
ヴィンテージ・スピーカー

励磁 Rullit Lab8 入院

時々出ていた低域の異音は、だんだん悲鳴に変わり、いよいよ入院を余儀なくされました。美しいユニットでしたので大手術を嫌って入院を避けていました。しかし、もうダメです。さらに悪化する前に病院で診断してもらうよう吉田リペアさんにRullitを送り出しました。
アンプ

次期無帰還アンプをデザイン vol.1

前回製作の無帰還ンアンプ、評判はマズマズですが。RCA端子が1系統なので毎日のようにケーブルを差し替えています。これを改善できるアンプのデザインを開始。三回デザインをやり直し、やっと納得。パーツを作り出しました。
ヴィンテージ・スピーカー

Telefunken Ela 6 Red Nipple

欲しかったRedNippleは想像した低域が出ません。ガッカリでしたが少し音量を上げたら、あらビックリ。個性を引き出して歌ってもらうこと、狭い環境だとなかなか難しいです。シアターで使うようなユニットを狭い部屋でうまく鳴らそうなんて・・・
ヴィンテージ・スピーカー

Sansui woofer W-153

美しいスピーカーに一目惚れ。サンスイ製です。微妙な色使いは、おそらく音を作るための構造が透けて見えるためでしょう。しかしバスレフ対応なのでしょうか、私の平面バッフルと色合いは相性抜群ですが、音の方はまだまだ工夫が必要そうです。
ヴィンテージ・スピーカー

Siemens 6 Ruf lsp 15d

久しぶりにアルニコを聴いています。マグネットにあるシールにオーラを感じ入手。想像以上の音楽性がお薦めのユニットです。Klangfilmでも使われた銘機です。
アンプ

真空管レスキュー

師匠の逝去にともない、大切にされていた真空管などをレスキューしました。その中で気になった真空管を撮影。ご覧ください。機能など分かりませんが、モノとしてもなぜか惹かれます。
Life tools

時間凝縮オールド・レンズ

1840年ごろから35年間、二大趣味のカメラとスピーカーの起源がここにあります。さらにこの時期には電気自動車の発明もあり三大趣味が揃って誕生しています。ガソリンエンジンより先に電気自動車があったとは。とにかくこの時代は、趣味の起源時代のようです。
アンプ

出力トランス

子供の頃から好きな「お茶漬けのり」。白いご飯の友。ご飯を別の食べ物に変えてくれます。出力トランスを試しています。これ、まさにヴィンテージ・スピーカーの「お茶漬けのり」です。大好きな「Rullit」を一味変えてくれました。
ヴィンテージ・スピーカー

Philips 9710M/01とAD2800M チコナルとアルニコ

このブログのトップ4923836から、進化した9710M/01終焉まで40年ほどの時間があります。それだけ愛されていたということでしょう。その魅力の片鱗に触れられれば良いのですが。三部作のラストです。